夏が近づき、露出する部分が増えた分、
男性も女性も体のラインが気になる季節になってきましたね。
つい、ウエストのくびれを作りたいと腹筋運動をしていませんか?
残念ながら、従来の腹筋運動ではウエストはくびれません。

今日は、ウエストのくびれと呼吸の関係について書いています。
最後まで読んでいただくと呼吸法でウエストを引き締められる理由がわかります。
ウエストを引き締めるための呼吸はお腹を硬めないことです。
硬く引き締まった腹筋がウエストを引き締めると思われがちです。
実際に、産後の下腹が引っ込まないと腹筋運動をされるママさんも多いようです。
しかし、下腹を引っ込めたり、ウエストを引き締めるのに、
体を起こす腹筋運動はほとんど役に立ちません。
大切なのは、横隔膜と腹横筋を使った呼吸です。
呼吸をするときに主に使う筋肉が横隔膜です。
また、腹筋の中でも体の一番奥に腹横筋という腹筋があります。
腹横筋はコルセッットのようお腹を覆い、働くとウエストを引き締めるように縮みます。
この横隔膜と腹横筋は相性がよく、
横隔膜をうまく使って呼吸ができると腹横筋も合わせて働きます。

反対に、硬いお腹は腹直筋の働きです。
腹直筋とは一番表面にある腹筋で、体を曲げるのが主な役割です。
つまり、お腹を引き締めたり、ウエストを引き締める役割はありません。
ポイントは腹横筋を使えるようにするところです。
そのためのベースが横隔膜を使った呼吸です。
その時、腹直筋を主に使って、お腹を硬めないのがポイントです。
ウエストのくびれのための基本の呼吸はお腹を硬めない呼吸である理由がわかりましたか?
反対にお腹を緩めて、長く息を吐くことで
ウエストを引き締め効果のある腹横筋が働く呼吸になります。
一度、お腹の硬さをチェックしながら、呼吸をしてみてください。
出産から3年以内のママさんで腹横筋をしっかり効かせ、ウエストを引き締めたい方は、
ゆいまーるの産後ケア整体で産後ケアとともにお伝えしています。